一般社団法人 てんとうむし

支援方針

早期療育から長期支援が受けられる地域としてのシステムを開発していくため
当会では、ABA(応用行動分析)に基づいて、
1歳半から成人までを対象とした、地域における包括的な支援を行っております。
一般社団法人てんとうむしでは、ABA(応用行動分析)の知見に従って、1歳半から成人までを対象とした、地域における包括的な支援を行っております。
その取り組みを通して、やがて、子どもが診断を受けた時から早期療育を開始でき、また、成人以降も就労や生活支援、その他の支援を受けることができる、全年齢の一貫した適切な支援が、システムとして地域に根差していくことを目標に運営しております。
各時期の適切な支援を
上記のような包括的な支援を行う枠組みを作るということは、子どもが人生の各ステージを歩んでいく中で、必要な時に適切な支援を受けることができる地域を作るということになります。
そのような地域が構築されることで、子どもを取り巻く家族・関係者が不安なき生活を営むことができる基盤となるであろうと考えております。
包括的支援を地域へ根ざしていくために
上記を普及させていくためには、地域へと根ざしていく必要があると考えております。
地域に根ざしていくためには、その地域で生活している方々が、自治体の制度に基づいて、利用しやすい環境を作っていくことが大切であると考えております。
そこで、川崎市という地で、指定を受け、川崎市やその地で活躍している企業等とも手を取り合い、地域に根ざして活動しています。
地域で生活している子ども達とその家族関係者の援助を行っていきます。
そのうえで、個別療育やペアレントトレーニング、音楽教室などの活動を通して、広く療育の普及に励みます。
そして、子どもへの指導・家族支援だけでなく、情報発信などを行って行き、よりお子さんやその保護者の方々がより良い支援が受けられる地域の実現を目標として活動していきます。
子どもの「できた」を保護者とともに
包括的支援を行い、子どもと家族関係者が不安なき生活を営む地域を作る、その目的は「どの年齢のお子さんでも、子どものできたを作る喜びを、保護者の方と共に分かち合う」ためと考えております。
長期にわたって十分な、かつ年齢やニーズを考慮して選択できる支援があり、安心して生活を営むことができるということがあってこそ、子どもの一つ一つの成長を喜んでいくことができると考えております。
そして、ABA(応用行動分析)に基づいた療育を行うことで、具体的な目標を作り、一歩一歩目標へと進んでいることが、保護者の方も、実感できることと思います。
質の良い療育、そして、保護者の方、子どもが安心して過ごす場所作り、そして、そういった地域づくりのため、私共にできることは全力で挑んで参ります。
早期療育から長期支援が受けられる地域としてのシステムを開発していくため、そのために地域に根差し、そのうえで保護者の方や関係者の方と、お子さんの成長を喜び合う組織として、職員が一丸となってサポートできるよう、日々励んでいきますので、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人てんとうむし 理事長:尾串光康